クローン病を診断する上で、血液検査はとても重要です。クローン病における血液検査では、赤血球沈下速度やC反応性蛋白値、α2グロブリン値、血小板数、血清蛋白値などが調べられます。赤血球沈下速度は、炎症の有無を判断するために重要な値となります。C反応性蛋白値は、炎症性疾患や体内組織の壊死があると増加するため、疾患の重症度や経過の指標を見るために使われます。
α2グロブリン値は、炎症があると増加するため、炎症があるかどうかの判断を行うために用いられます。血小板数は、クローン病の活動期には増加し、寛解期には正常値を示すことが多いため、病勢の評価に用いられます。
血清蛋白値は、栄養素の吸収不良の場合には低い値を示すため、栄養状態を判断するために使用します。栄養状態を判断するには、アルプミンや総コレステロールを用いることもあります。血液検査では、眼に見えない異常や自覚症状のない病状を察知できる場合もあるため、病気の状態を判断するためだけでなく用いられます。
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